ミキサーの日常のお手入れ

ミキサーの日常のお手入れ項目(SP-L共通)


現在ご使用中のタイプをご確認のうえ、以下容量を厳守して下さい。

【ミキシング量】
SP-15L:MAX 粉 9㎏
SP-30L:MAX 粉 18㎏
SP-50L:MAX 粉 30㎏

※上記「SP-50L」以上をご使用の場合は、お手数ではございますが >>弊社技術部へお問い合わせくださいませ。

最大ミキシング量は上記の通りです。
このミキシング量をオーバーすると、ベアリング及びシャフト等に過負荷がかかり故障の原因となりますので、必ず粉量を守ってご使用下ください。
また、氷を入れてのミキシングは絶対におこなわないでください。
スパイラルフックの変形・破損の原因となります。

毎日の機械の清掃は、水に浸して固く絞った布で行って下さい。
万が一機械の中に水が入り込みますと電気的な故障が発生したり、駆動部のベアリングが錆びて破損する恐れがあります。

また、ミキサーが稼働中は絶対に清掃をおこなわないでください。
感電や巻き込みの恐れがあります。

始める前に・・・
★保守・点検の際は必ずゴムプラグ(電源)を一次側(壁)から抜き取ってください
ヘッド部の固定を解除 まずは、ヘッド部の固定を解除して、Vベルトの場所を確認しましょう。
画像ドライバー部はスクリューボルト・六角ボルト・皿ネジ等の部品で本体に固定されています。
適した工具を使用してボルトを外して、ヘッド部をゆっくりと上に持ち上げて下さい。
ヘッド部の固定を解除 ヘッド部は本体後側にて蝶ヒンジで固定されています。
ヘッド部をゆっくりと上に持ち上げると、少し後ろ側に傾いた状態で止まりますが、何かの拍子で前に傾くて落ちてくると大変危険ですので、ミキサー本体とヘッド部の間に木枠を挟みこむなどの安全策を必ず取って下さい。

モーター部周辺の清掃

始める前に・・・
★保守・点検の際は必ずゴムプラグ(電源)を一次側(壁)から抜き取ってください
モーター部周辺の清掃 ヘッド部を持ち上げると、モーターが目視できます。
ヘッド部の取り外し方法は、上記「保守点検の基本」をご参照下さい。

>>保守点検の基本はこちら<<

画像は、清掃前のモーター部です。
粉や埃などが積もり、モーターの放熱を妨げている状態です。
この状態で使用し続けるとモーターが焼きついたり、モーター用ベアリングの劣化を早めてしまいます。
モーター部周辺の清掃 【清掃】
月に一度の頻度で以下清掃を行いましょう。

  • 市販のエアースプレー等を用いて、粉・埃を除去してください。
  • 水に浸して固く絞った雑巾でモーター正面をふき取ってください。

※モーターへ直接水をかけながらの清掃は絶対に行わないでください。
【SP-15Lをご使用の皆様】
搭載しているモーターは1台です。
モーターは縦方向に装備されていますので、下側を清掃する場合は無理をせずエアースプレーなどで埃を除去してください。
【SP-30L(50L)をご使用の皆様】
搭載しているモーターは2台です。
モーターは縦方向に装備されていますので、下側のモーターを清掃する場合は、本体背面部のカバーを外しておこなってください。

Vベルトの調整

Vベルトに適度な張りがないとベルト自体の劣化が進んだり、また、生地の練り具合も悪くなってしまいます。
2ヶ月に一度程度、Vベルトの点検、及び、張り調整をおこないましょう。

Vベルトは、ミキサーのタイプ別の使用本数に従って、正規の本数を常に装備するようにしてください。

始める前に・・・
★保守・点検の際は必ずゴムプラグ(電源)を一次側(壁)から抜き取ってください
SP-15L/SP-30L(共通) Vベルトの調整
Vベルトの調整 ヘッド部を持ち上げて、モーター部とVベルトを目視してください。
ヘッド部の取り外し方法は、前述「保守点検の基本」をご参照ください。

>>保守点検の基本はこちら<<

まずはVベルトを触り、充分に張っているかまたは切れかかっているベルトがないか確認をおこなってください。

【Vベルトに緩みがある場合】
画像②のボルトを軽く締めながら、Vベルトを徐々に張っていきます。
この時、急いで締めてしまうとVベルトに負荷がかかってしまうのでご注意下さい。

Vベルトの張り調整と同時にベルト保護のためのワックスを塗っておくと良いでしょう。
ベルトワックスは市販品のもので構いませんので、常備しておくのも良いでしょう。
Vベルトの調整 【SP-15L】
ヘッド部Vベルト使用本数:4本

【SP-30L(50L)】
ヘッド部Vベルト使用本数:6本

ボウルの清掃

始める前に・・・
★保守・点検の際は必ずゴムプラグ(電源)を一次側(壁)から抜き取ってください

ミキサーご使用後、スケッパーで残り生地を取り除き、水に浸して、かたく縛った布でボウルの内部・外側を拭いてください。

こびりついてしまった生地カスは金属タワシ等で落としても構いませんが、金属タワシの破片等がボウル内部に残留してしまう恐れがあります。
そのため、金属たわしを使用後は必ず雑巾でふき取るようにしてください。

機種により、ボウル下部に水抜きキャップが付いているものもございますが、清掃時にボウル内部に溜まった水をこの水抜きキャップを用いて排水しないようにしてください。
ボウル回転部に水が入り故障の原因となります。
お手数ですが、内部に溜まった水は雑巾で丁寧に取り除くように心掛けてください。

また、ボウルや機械本体に直接水をかけての清掃は絶対におこなわないでください。

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